シマウマのように白か黒か・・・

医療の片隅で思う疑問や思いをつづる三十路

病院が倒産する時代

(医)篤信会(長崎)が破産申請=杏林病院を運営 - 記事詳細|Infoseekニュース

 

救急告示医療機関 医療法人 篤信会 杏林病院 ~長崎県佐世保市~ (kyorin-hospital.jp)

 

破産申請がありました。病院もいよいよ倒産が多くなってきます。地方になればなるほど厳しいかじ取りとなります。

 

医療法人篤信会杏林病院(長崎県)|医療情報ネット|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

医療情報ネットから見ると、情報更新時は、常勤10名と記載があり、本日付けでは常勤医8名となっていることから医師確保もかなり大変なのかなと思います。

 

そして、一般病床の看護比率が15:1ということで診療報酬としても経営状態がきびしいのかなと思ってしまいます。地域医療が崩壊しないように地域医療構想が進められているのですが、地域住民の近い病院がつぶれるのは困る。その一言でなかなか進まないのですよね。

 

個人的な主観意見となってしまいますが、経営状態が芳しくない病院の特徴というのがあります。

 

あくまで個人的意見なので自身で考えてもらえると嬉しいです。

 

1)病院のホームページが見やすくない。更新されていない。

2)年棒制を採用しており、給与が総額表示となっている。

3)内装、待合スペースが整備されていない。院内広報、掲示物が更新されていない。

4)トイレが汚い。

5)病院の駐車場がきれいに整えられていない。雑草が敷地内にうっそうとしている個所がある。

6)問い合わせを行うと、「医師に確認します。」とか「私ではわからない。」と回答される。

7)根拠がない医療を行っている。

8)医師が患者の話を聞かない。

9)入院患者の面会が容易ではない。

10)自分の医療機関を誇張し、他の医療機関訪問看護、老人福祉施設の悪口が聞こえる。

11)職員の年齢層が高く、若い人がいない。もしくは人がすぐに変わる。

12)耐震工事後の建物のまま外観にこだわりがない。

13)病院看板等が更新されていない。

14)マイナ保険証が使えない。

15)外来で使用されていない部屋が明らかにある。

 

そういったことがあります。200床未満の病院経営はいままさに厳しい状況です。次もまた、その規模の病院が倒産してしまう気がします。倒産する前に患者、スタッフの再入居、再就職先をあっせんしてほしいものです。