家族に医師の指示なく放射線照射 - シマウマのように白か黒か・・・

同様の事例が多く発生していますね。明確な診療放射線技師法違反事例です。

医師の指示のもと人体にエックス線を照射することを認められています。

医師の指示がない。というのが多くの診療放射線技師法で検挙、書類送検されているものとなります。

ほとんどの場合、CTが該当します。

これについて、私が聞いた事例として、90年、2000年代はまだ、モラルがないのか、放射線技師法を知らないのか技師ー技師で研究のために撮影していたと聞きました。

研究のために、新しい撮影画像のため、造影剤が余っているため・・・どんな理由か知らないですが。

今回の事例は、家族の写真を撮影していたということですが、参与という役職のついた人が当たり前のように行っています。

おそらく、今まで研究なのかどんな偉い人なのか知りませんが、いままでの先輩を見て育っているので、ものの善悪、法律を知らないのでしょうね。本来公務員試験を通過しているのに。残念ですね。

本事例は、診療放射線技師技師法違反だけでなく、ある意味病院の収益を害している。病院の私財を横領しているようなものです。

CTの費用だけを払っていないだけでなく。初診料、時間外加算、トリアージ加算・・・多くのものを未払いしています。悪質ですね。これが、降格処分と減給だなんて・・・技師法違反としてしっかり罰金刑や懲役刑としてほしいものです。

でないとなんのために、”医師”、”歯科医師”、”診療放射線技師”に与えられた人体に対する放射線を照射する行為なのか・・・こんなに簡単に破るのであれば、歯科衛生士や理学療法士、臨床工学技士に間口を広げれば良いと思ってしまいます。

同様の事例として、毎年のように技師法違反は起こっています。

東京。大阪などで起きていますね。

大分県の保健所が根拠法令等をまとめていましたので転記します。

ちなみに、みなさんは、歯科医院に受診した時、やたらパノラマ（顔の周りをまわって撮影する。歯全体を1枚の写真にする）を撮っていませんか？その時顔の位置を合わせたり、機械を操作しているひとがいると思いますが、それは誰ですか？

⓵受付の人

③歯科衛生士

この大分県の記載内容だと、ポジショニング（位置合わせや機械操作）は診療行為に当たるため④しかダメと記載があります。

どうですか？私の通ったことのある歯科は、

歯科医師が行うところ：歯科医師以外がポジショニングを行うところ＝１：４

ですね。ということは法令違反だということがわかります。

ほかにも記事がありますね。

無資格者に放射線を照射されると、放射線量を本当にわかっているのか？ただスイッチを押せば良いというものではありません。

自分の身はじぶんで守りましょうね。日本人は、被ばくが被ばくが・・・・という割にすぐCTを撮影することは断らないんですよね。レントゲン写真の何十、何百倍被ばくするのに・・・