シマウマのように白か黒か・・・

医療の片隅で思う疑問や思いをつづる三十路

これが医療の現実

https://news.yahoo.co.jp/articles/effeacf2394935056bf13cb4ea53a86b0f8aeb8a

 

皆さんはこれでもボーナスが出るだけ良いと思っていますか?

 

こんな状況が全国で起きています。医療は患者のためという偽善。自己犠牲で成り立っていることがこの30年とかに置き去りにされています。

 

バブルの時にはそんなに高い賃金は貰えず、不景気になれば全く変わらない給与なのに他が下がることで相対的に給与が高いと言われる。そして、大企業が好業績のとき、ボーナスが高くなるほど医療はどんどん下がる。

 

なのに病院を潰すな?病院が遠くなる?不便になる?そういう言葉を言う人ほど、病院に無縁なのです。

 

国が老人が増えて医療費が、、、と言いますが、老人、こどものコンビニ受診、外国人の治療。多量の薬漬け。定期入院と思える様な入院頻度。咳が出ただけで病院。だるいだけで病院。包丁で指が切れただけで病院。

 

こんなのが毎日なのです。本当に必要とする医療がこのような偏った医療もあることで、診療報酬として算定できる医療技術が過小評価されています。

 

私見として、業績が悪い病院はダラダラ続けるのではなく、スパッとやめるべきです。

 

今日本にある病床数200床以下の病院の経営は極度に厳しくなっています。

 

夕張市の事例からも病院が無くなったってゴーストタウンにはなりません。

 

国が目指す地域医療構想と同じで集約しか道はありません。

 

そして、ばらばらとなる財をあつめればこんな経営が悪くなるはずがありません。

 

医療の難しいところは、病院長は医師でしか務まりません。

 

医師=経営判断が優れている。

わけではありません。医療のスペシャリストですが、病院長や幹部職員となった時初めて病院経営をする。いわば50歳代で初めての業務に転職する様なものです。

 

 

そんな現実もありますが、少なくともこの組合が希望する最低ラインまで賞与を勝ち取って欲しいものです。