「私の救急搬送の情報が流出している」関係者専用ページにログインし、スクリーンショットを送信…個人情報を漏洩させた男性消防職員を停職3か月の処分(テレビ高知) - Yahoo!ニュース
便利なものをこのように活用されるのは本当に問題です。
昔では、職場からしかアクセスできないことが、今や自宅でもできます。ということは公務員や公的な職場で働く人にプライベートな時間は存在しないということになります。EMIS等の災害時に活用できるものは、ログインパスワード知っていないといけないですし、そこにアクセスするかは完全に個人のモラルとなっています。
今回、職場外の友人から「搬送された家族の病状などについて教えてほしい」と記載があります。完全に情報漏えいです。
また、特定のアプリで送信しているのも問題です。情報は簡単に抜き取れると言われています。
今回、友人に送っていますが、このパスワードさえあれば悪用することは簡単です。
例えば、救急搬送した家に空き巣に入られる可能性が高くなりますし、このデータがあれば、生命保険の勧誘がしやすくなります。リフォームなどの工事チラシも効率的に配付することができます。
ホテル等であれば、事故物件のような風評被害をもたらす可能性もあるでしょうし、不倫や暴行の被害者や被疑者であれば、搬送先がわかると犯罪となる危険性もあります。今は少ないですが、抗争とかですかね。
医療機関から見れば、良いこと何一つありません。
この職員は懲戒処分となったようですが、この処分で良いのでしょうか?取り急ぎ、ログインパスワードを即刻変更し、ログインできる職員が勤務外にログインした場合には通知が上長に届くように設定し、セキュリティーを高めてほしいものです。